ジャン・シベリウス(ヤン・シベリウス、Jean Sibelius、1865-1957)は激動の19世紀後半ロシア帝国の自治大公国だったフィンランドのハメーンリンナに生まれました。詳細は今日ではいろんな書籍やネット検索でも出現しますのでここでは割愛します。

今から半世紀ほど前の日本では、ドイツ・オーストリアやイタリア・フランスなどの西洋音楽が主流で、北欧の音楽を当時の音楽評論家は、「メインディッシュのドイツ等の西洋音楽に対して、北欧の音楽は前菜みたいなもの」と酷評していました。
そんな感じなので、北欧音楽やシベリウスに関する書籍はごくわずかで、入手も大変だった想い出があります。
こんにちではたくさんの書籍が発表され、インターネット上でも比較的簡単に見聞きできる時代になりました。このあたりのことを折に触れこのブログで書いてゆきたいと思います。
私自身は20代のなかほどでシベリウス作曲のヴァイオリン・コンチェルトの生演奏に触れ、「西洋音楽のメインディッシュ」からシベリウスへと傾斜してゆくのでした。
そして折しも発足直後の日本シベリウス協会(Japanin Sibelius Seura, The Sibelius Society of Japan)に入り、北欧合唱団(Nordic Choral Society of Japan)でシベリウス他の北欧音楽に深くかかわっていきました。
私にとってシベリウスの音楽は心が落ち着く最上のものです。ステレオ等で直接聴くとき以外でも、無音のなか、頭の中でシベリウスの音楽を想像することは、心を満たし豊かにさせてくれるものです。
これ以降の記事の中では具体的な曲名や個人的に知りえたエピソードなども交え、終わりのないシベリウスへの憧憬を語ってゆきたいと思いますので、どうか温かい目でご覧いただければ、この上なく幸いです。
